学校紹介

学校長挨拶

 本校は,平成十年に町内の二つの学校,広島県立戸手商業高等学校と広島県立至誠高等学校が統合され,新生総合学科戸手高校となってからの歴史は二十年目を迎えたばかりですが,戸手商業高等学校の前身である芦品郡立蚕業(さんぎょう)講習所が,大正六年に創設されてから百年が経過し,私学の至誠塾が昭和九年に創立されてからは八十四年目を迎える伝統校でもあります。両校そして統合後の卒業生の総数は三万五千人をはるかに超える数になります。今年十月二十九日には,百周年(統合二〇年)記念行事が,盛大に催される予定です。

 本校は,県内あるいは全国でも有数の理想形の総合学科だと言われています。多様なフィールドや科目に溢れています。新入生の皆さんには,この多様なフィールドや社会とつながった多くの活動を通じて,これまでとは比較にならないくらいの広い視野を持って欲しいと思います。そして広がった視界のなかで,将来の自分の姿や生き方を定めることのできる三年間になることを心から願っています。自分の将来を決める時の秘訣は,何がしたいのかではなく自分に何ができるのかと考えることです。自分の得意な分野を早く発見し,それを自信と強みにして様々な挑戦をし,三年間で自分の強みによって社会に貢献する大人になってください。


 最後になりますが,保護者の皆様にお願いをいたします。子どもたちのこれからの高校生活や人生には,様々な喜びと共に様々なピンチすなわち苦難も待ち受けています。保護者として子どもたちの苦難を取り除くことよりも,苦難に立ち向かい乗り越える勇気と力を育てる三年間にしていただきたいと思います。この勇気と力の源は、厳しさと温かさの溢れた環境です。冷たさではない厳しさと,甘さではない温かさという栄養分で,子どもたちが大きな樹木に成長し,人生の花と実を結ぶための根っこを育てていただけることを願いうとともに,保
護者の皆様の本校教育への御理解と御協力を心よりお願い申し上げます。(
平成29年度 入学式 校長式辞より抜粋)

                           第6代校長 藤田 知久